「三重まるごと自然体験構想」について

三重県では、平成28年2月に「三重まるごと自然体験構想」を策定し、自然体験の促進に取り組んでいます。この構想では、三重の自然を”体験”というかたちで活用し、三重を国内外から多くの人が集まる「自然体験の聖地」とするため、自然体験活動団体をはじめ、市町や企業等と連携してさまざまな取組を進めることとしています。

平成28年9月には、全国の自治体で初めてアウトドア用品メーカーのモンベルと包括協定を締結し、ともに三重の自然体験の情報発信を行っているほか、平成29年3月には、県内で初めて自然体験活動団体等が一堂に会し、多くの方に自然体験に触れていただくきっかけとして「三重まるごと自然体験フェア」を開催したところです。

平成29年度も引き続き「三重まるごと自然体験構想」の実現に向けてこうした取組を進めてまいります。

「三重まるごと自然体験構想」(PDF 1.8MB)

 三重の自然は、県民の皆さんにとって一番に好まれている郷土の魅力であり、世界に誇るべき資源です。G7サミットの開催地として選ばれた理由も、志摩の大小の島々、美しい入り江など、日本の原風景とも言える美しい自然、日本のふるさとの情景が三重にあったからこそです。

 県では、自然を”景観”として楽しむだけでなく、”体験”というよりアクティブな方法で活用し、子どもから大人、高齢者に至るまで、国内外から多くの人を呼び込み、自然の大切さへの理解の醸成を進めたいと考えています。